大型連休の一日、ほんの二時間ほどですが、御朱印を書いていました。 ホトカミの吉田亮さんの講演を聴いて、御朱印に禅語を書くこともあることを知ったのがきっかけでした。 普通御朱印には中央にご本尊の名を書く […]
坂村真民先生に「一字一輪」という詩があります。 一字一輪 字は一字でいい 一字にこもる力を知れ 花は一輪でいい 一輪にこもる命を知れ という短い詩であります。 私の好きな詩のひとつです。 字でも、一 […]
達磨大師は禅宗の初祖として崇められています。 しかし、そのご生涯については分からないことが多いのです。 南インドの香至王の第三王子であったと言い伝えられています。 香至王は、お釈迦様から二十七代目の教 […]
『岡田式呼吸静坐法』という本を読んでいると、 「岡田式呼吸静坐法はその静坐の結果が如何なる境界に至るかと云えば、要するに静坐は心身一致の修養法と云うことになる、一歩進めて云えば心も体も共に悠揚たる人に […]
「木鶏」という言葉があります。 『広辞苑』で「木鶏」を調べると、 まず「木製のにわとり」という意味があります。 文字の通りです。 更に「強さを外に表さない最強の闘鶏をたとえる。」と解説されています。 […]
四月の最後の日曜日に、一般の方の布薩を開催しました。 いつも第二日曜日に行うのですが、四月は第二日曜日の午後から講演が入っていたので、月の終わりになってしまいました。 今回の布薩では、礼拝を丁寧に行う […]
中学生の頃の愛読書のひとつに『禅に生きる傑僧 南天棒』という春秋社の本があります。 一九六三年に春秋社から発行されています。 こんな書物を、中学の頃に、実に「血湧き肉躍る」思いで読みふけっていたもので […]
湯島の麟祥院で、榎木孝明さんの古武術の講座があると知って、先日受講してきました。 麟祥院でチラシを見て、ご住職にお願いして参加したのでした。 そっと会場の片隅で受講しようと思っていましたが、会場に入る […]
四月の末に上洛して、妙心寺に参りました。 河野徹山老師が、妙心寺に歴住開堂なされ、その式典に参列するためであります。 開堂というのは、初めて正式に説法することを言います。 妙心寺の住持となって、法堂に […]
いよいよ本日五月一日です。 五月となりました。 四月の下旬、修行道場の大摂心を終えて、次の日には京都に行きました。 その翌日に愛媛県宇和島の大乗寺の河野徹山老師の歴住開堂という儀式に参列するために、前 […]